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書籍:小さな会社だから勝ち残る
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第5章 や経営者・管理者がつかむ経営数字


2 「決算書」を活用する

会社の経営成績は、損益計算書(収益と費用と利益の関係をあらわす)、貸借対照表(負債と資産の関係をあらわす)、製造原価報告書などの決算書類にあらわされます。
決算書と言われるのは、会社の会計年度(たとえば、4月から翌年の3月の1年間)に、どのような経営活動をしたか、最終成績をお金であらわすからです。
よい経営をすれば、よい成績になり、悪い経営をすれば、悪い成績になります。

このような決算書の使われ方ですが、株主は、取締役がよい経営をしているかチェックし、銀行は、お金を貸しても問題ないか、また、税務署は、徴収する税金を計算します。
当然、経営者や社員は、これらの決算書類を読みこなして、自分たちの会社経営を反省し、明日からの経営に活用できるようにしなければなりません。

ところで、こんなに重要な決算書類ですが、通常は、1年に1回しか作りません。
会社を取り巻く経営環境の変化が緩やかなときは、それでよかったのですが、最近のように、世界規模で激しく変化している状況では、1年間の期間は長過ぎます。
結果が出たときには手遅れで、処置がとれないことも出てきます。
そこで、半期決算・月次決算・週次決算などのように、決算の期間を短くします。
多くの会社では、半期決算や月次決算はできているようですが、現在では少し期間が長くて、あまり役に立っていないように思います。
理想的には、月曜日から金曜日の決算結果が金曜日の夜に出て、その結果をもとに、来週の経営を決めていく、「週次決算」がよいと考えています。
資料の作成が大変だという声が出そうですが、その場合には、決算処理が簡単にできない会社の仕組み自体がおかしい、と思って見直すことです。
また、性能の高いパソコンや、便利なソフトがたくさんありますので、それらを活用して、自社にあった形(項目や表現方法、および精度)で運用すればよいと思います。



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