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書籍:小さな会社だから勝ち残る
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第3章 社員の成長が会社の成長


4 社員のやる気を高める「3つの方法」

仕事の成果を高めるためにも、また、社員を伸ばすためにも、社員の仕事に対する「やる気」を高めることは非常に大切です。
毎朝、会社に出勤するときに、「よし、今日も仕事をやるぞ!」と思えるのが、やる気のある証明です。
こうした、前向きの気持ちで仕事に取り組むと、多少の困難な仕事でもうまくいくものです。
また、周囲に与える効果も非常に大きく、会社全体が活気に包まれます。

しかし、「今日は○○会議で、××の報告をしなければならない」、「例の件で、△△さんから突っ込まれたらどうしよう」、「○○の仕事が遅れいている」など、後ろ向きのことばかりを考えて、出勤しなければならないとしたらどうでしょう。
気持ちが沈み、仕事はうまくいかないし、周囲にも暗い印象を与え、また、出社恐怖症にもなるかもしれません。
そこまではいかなくても、仕事を義務的に感じて、「今日する仕事は、これとこれ」と割り切って、毎日を過ごしている人が多いのではないでしょうか。
このような場合は、仕事が終わったときの満足感は、ほとんど感じられず、疲労感だけが残るでしょう。
だから、仕事の成果は少なく、本人の成長もないでしょう。
では、どうして社員のやる気を高めたらよいでしょうか?
 次の3つの方法があります。

(1) 常にワンランク上の仕事をするという、目標意識を持たせる。
 ワンランク上とは、少しの進歩でよいのです。
 たとえば、「少しでも分かりやすい書類にする」、「入力ミスのない工夫をする」、「機械の不良を減らす」、「小さな改造をする」など、身近な小さな目標ほど、本人のやる気は高まります。
 「会社の利益を高めよう」なんていうのは、建前のやる気にはなっても、本音のやる気にはなりにくいものです。

(2) 仕事のやり方はまかせる。
 あまりにも細かいことに口出しすると、言われたことをするのが仕事になり、その仕事の目的や目標は考えなくなります。
 たとえば、書類の書き方ばかりを教えると、その書類の目的を忘れた仕事になり、見やすい書類はできたが、内容がさっぱりわからないものになったりします。
 
(3) 仕事を楽しむように仕向ける。
 遊びと同じように、仕事も楽しく感じると、前向きになりやる気が出てきます。
 そのためには、その仕事の大切さを理解させることです。
 その仕事は、「仕事の受注に大いに役立っている」、「お客さんに喜んでもらっている」など話してあげて、その仕事の大切さが分かると、仕事が面白くなります。

 その他にも、「仕事の相談に乗る」、「うまくできた仕事は誉める」、「適切な評価ををする」など、やる気を高めるいろいろな方法があります。
 受身の仕事には苦痛があり、前向きの仕事には喜びがありますが、どちらの仕事になるかは本人の「やる気」しだいです。


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