忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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3章 持とう!「困難を乗り越える前進力」  


12.結果を考えずに「今に最善」を尽くす
    /結果を考えることはプラスになるときとマイナスになるときがある
   /結果を考えるときはよい結果を考える

目標を持って日々の行動を行うと、どうしてもあとの結果が気になるものです。
今やっている行動の結果がうまくいくのかどうか心配になるわけですが、その心配がよい結果を生むことがあります。
それは、もし今のままの行動を続けていくと、期待するよい結果が得られないということが判明し、行動を変えることができたときです。
「管理の輪」といわれる、P(プラン)計画 → D(ドゥー)実行 → C(チェック)検証 → A(アクション)対応)の、CからAの部分がうまく行われたときです。
仕事では、周囲の状況が刻々と変化しているために、この「管理の輪」がうまく回らないと、なかなか目標を達成することができないものです。
そのようなことにならないように、われわれには結果を事前に考える(予測する)という知恵が与えられているのです。
この知恵をうまく使えば、よい結果に反映させることができます。

しかしながら、結果を考えることには、ひとつの「欠点」があります。
それは、自分はこれだけ努力しているのに結果がうまくいかないとどうしようと、悪い結果を考えて「悩む」ことです。
たとえば、何かの資格を取る決意を友人や上司に話し、勉強しているとします。
一生懸命勉強しているので余計に結果が気になるのでしょうが、もし、試験に落ちたら受験することを話した人に対して恥ずかしい、どのような弁解をしたらいいのだろうかという余計なことまで考えることです。
このようなことを考えて悩んでいる時間は全くの無駄で、こうした時間は勉強に使う方が、当然ながら合格の確率は高くなります。

このように、結果を考えることについては、「結果を予測して今の行動をよい方向に変える」ことと、反対に「結果を心配して今の行動を鈍らせる」ことの、メリットとデメリットがあります。
前者はプラス志向で非常に大切なのですが、どうしても、後者のマイナス志向の考え方になりやすいものです。
だから、できれば結果というものを考えないくせをつけることが必要です。
もちろん、前者のプラス志向的な考え方は必要なので、たとえば、1週間に1回は今の行動の進み具合と結果の予測を検討して今の行動を見直すということさえすれば、あとの結果は考える必要はありません。
もし、どうしても考えてしまうらば、よい結果が出ることだけを考えればよいのです。

結果というのは、今の行動というプロセスの行き着く先で、プロセスがよければ結果もよいし、プロセスが不十分であれば結果もおもわしくないでしょう。
だから、今現在にベストを尽くせるような考え方をするべきだと思います。
どうしても、大きなことに挑戦すればするほど結果が気になるものです。
その結果が気になる気持ちを克服して、今現在の行動に最善が尽くせるように努力することが大切です。



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