忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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3章 持とう!「困難を乗り越える前進力」  


11.「燃える人生」が楽しい
    /ものごとに真剣に取り組んでいると燃えてくる
   /人生に燃えるために必要な「夢」「環境」「情熱」

人の生き方には、多くの価値観といろいろな道があります。
そして、人それぞれに自分に適した人生があるはずです。
だから、どのような人生がよいかは断定できませんが、私は、自分が歩いた人生を振り返って、「燃える人生」が楽しいと思っています。
燃える人生とは、毎日の行動に対して、「熱を持つくらい真剣に取り組んでいる状態」を言います。
物が燃えている状態というのは、非常に躍動的です。
それは、物が持てる力をすべて使って熱を出しているからだと思います。
どのような人生を歩くとしても、このような「物が燃えている状態」に自分を持っていくことを、理想的な生き方だと考えています。

ところで、物が燃えるためには「燃える物」と「酸素」と「熱」の3つが必要です。
人生で「燃える物」とは、自分の「夢や大きな目標」です。
燃えるものがなくては燃えようがありません。
だから、夢や目標を持つことがまず必要です。
次に必要な「酸素」ですが、これは、自分が思うように行動ができる「環境」です。
すなわち、勉強するための部屋や家族の協力、また、同じように夢をもって行動し、夢を話し合える仲間たちです。
このような「酸素」がそろわないと、なかなか燃えることはできません。
さらに、「熱」が必要ですが、この熱とは自分の夢や目標が実現することを望む心の力、言いかえれば「情熱」です。
「何としても自分の夢を実現したい。自分の目標達成に向かって頑張りたい」と思う気迫です。
人生においては、この「情熱」があれば、「環境」というものは整えられるものです。
また、この「情熱」がなければ何事も達成できないでしょう。

なぜ、燃える人生が楽しいかですが、自分自身の50年近い人生で、今になって楽しく思い出すのは、一生懸命夢中になってやっていたことだからです。
「会社に入ってはじめて大きな仕事を任されて必死に取り組んだこと」、「職場の人たちと激論を交わしながら、最高の職場を実現しようとしたこと」、「いろいろな国家試験を取ったこと」、「経営コンサルタントとして独立したこと」など、数多く思い出されます。
けっして、何かに成功したときではありません。
そのことだけに、必死になって取り組んでいた(燃えていた)ときです。
そして、そのときが非常に幸せであったことを今になって感じるからこそ、「燃えている」ことが楽しい人生だと思うのです。
だから、何かに夢中になって燃えている人を見ると、幸せ感が充満していて、その人はきっと楽しく生きているに違いないと思うのです。

なんとなく過ぎてしまった時間、そのような時間を作らないようにするために、「夢」、「環境」、「情熱」を準備して、最高に燃えた完全燃焼の状態で自分の人生を歩んでいくことが大切と思っています。



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