忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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3章 持とう!「困難を乗り越える前進力」  


10.「自己改造の行動」に楽しさを見い出す
    /受身で取り組むと苦痛になり、積極的に取り組むと楽しさになる
   /自分が賢くなる努力のプロセスを楽しむ

優秀なリーダーになって夢を実現するためには、目標に向かって日々努力をすることが必要です。
そのためには、設定した目標が実現したときの喜びを想像して、毎日頑張ることになりますが、そうだからといって、目標が実現するまでは喜びではなくて苦痛であると思うことは間違いです。
本来、自己改造の行動は、自分が成長することですから楽しいはずです。
その楽しいはずの行動を楽しくするのか、それとも、苦しみにするかは考え方ひとつなのです。

自己改造の行動に楽しさを見い出すひとつの方法は、積極的に取り組むことです。
積極的に取り組めば、その前向きな力が潜在能力に働きかけて、さまざまなグッドアイデアを思いつかせます。
そして、その潜在能力の活躍を感じることによって、日々の努力が楽しみになります。
しかし、受け身で取り組むと、やらされているという意識が強くなり日々の努力は苦しみに変わります。
このような苦しみの精神状態では、潜在能力は活躍しません。

もちろん、日々の努力を積み重ねていくことは、非常に大変なことかもわかりません。
眠たいときにも本を読んだり、また、アフター5や休日の遊びの誘いを我慢して自分の目標に向かって努力していくことになるわけですから、どちらかといえば苦痛の方が大きいかもしれません。
しかしながら、日々の努力を心底から苦痛と思うとなかなか長続きはしないものです。
また、結果ばかりを追って焦った生き方をすることにもなります。

たとえば、半年間で何らかの資格を取るという行動目標を決めた場合を考えましょう。
そのような半年間の行動目標を何件も達成することによって、将来の夢が実現することになるわけですが、これからの半年間の行動は、資格を取るという小さな目標達成を目指して毎日の勉強することになります。
この場合、ひょっとしたら、毎日の勉強というのは苦痛になるかもしれません。
もちろん、資格を取ったときは喜びです。
しかし、その資格を取るという半年間だけの努力が終わったらそれ以降は何もしないのであれば、半年間は苦痛でもかまわないでしょう。
しかしながら、このような努力が何年間もずっと続くのです。
そう考えると、半年間の努力が苦痛で、喜びは合格したときの一瞬であるとするならば、少しさみしい気がします。
また、半年間の努力は、できるだけ早く終わってほしいという気持ちになります。
つまり、半年間を、焦って走って生きてしまうことになるのです。
それでは、人生を生きているということが空しくなるかもわかりません。
そうではなくて、努力している半年間を楽しむ、そして、そのあとの資格を取ったときには喜びに浸る、これが充実した人生の生き方ではないでしょうか。

そのためには、努力というプロセスを楽しむ生き方が必要です。
資格を取るということに関しては、その資格を取るために多くの勉強をします。
その勉強は、資格を取るという目的からすれば苦痛になるかもしれませんが、自分の知らない知識を得ることができると考えれば楽しいものに変わるはずです。
たとえば、中小企業診断士の第1次試験資格を取るためには、経営管理に関する「経営基本・資材購買管理・生産管理・販売管理・・・」などの8科目の勉強をしなければなりません。
このような科目について、「過去にいろいろな人が勉強し、研究して残してくれた理論や知識や知恵を基本から学ぶことができる。そして、それを自分の血となり肉とすることができる」と考えるのです。
これはもう、非常に素晴らしいことです。
そうすると、毎日勉強しながら、「今日は、今までに知らなかったこのようなこと覚えたが、これから大いに役に立ちそうだ」などと、自分が賢くなっていくことに対して大きな喜びを感じることができます。
このような考え方ができると、毎日が楽しくなります。
そして、夢に向かっている毎日が非常に充実したものに感じることができ、その気持ちが夢を実現する努力に拍車をかけて、目標達成をさらに確実なものにするでしょう。


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