忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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3章 持とう!「困難を乗り越える前進力」  


8.人生は「一喜一憂」の繰り返し
    /よいことばかりは続かず、悪いことばかりも続かない
   /喜びは素直に楽しむ
   /憂いを喜びに変える不断の努力を続ける

人生での出来事は、誰もがすべて喜ばしいこと(よいこと)ばかりが続くことを望みますが、残念ながら、どんな人でも、喜ばしいことばかりが続くことはありません。
喜ばしいことのあとには、必ず憂えること(悪いこと)が来るものです。
もちろん、その憂えることのあとには、また、喜ばしいことがやって来ます。
これは、仕事でも遊びでも同じことです。
仕事で簡単にうまくいくことがあるかと思えば、次はなかなかうまくいかないことがやって来ます。
たとえば、営業担当の場合、新規得意先を開拓できたと思ったら、しばらくして、現在の得意先からクレームがついた。
しかし、その得意先から、クレームの対応がよかったと誉められて、注文が増えはじめたというようになるものです。

このときの心の持ち方には3通りあります。
1番目は、喜ばしいときは喜び、憂えるときはがっかりするという、現状を素直に受け止めて感情に表わす心の持ち方です。
2番目は、どのようなことがやって来ようと自分の感情は大きく変化させない、つまり、喜ばしいときにもそう大喜びせず、また、憂えるときにも哀しまないというような心の持ち方です。
3番目は、喜ばしいときには、次は憂えることが来ると心の準備をし、また、憂えるときには、次には必ず喜ばしいことが来ると思って、あまりがっかりとはしない心の持ち方です。
これは、どれがよいとか悪いというものではありませんが、どの心の持ち方が自分の性格にぴったりしているかといったことから考えて、自分の心をコントロールすればよいと思います。

喜ばしいことのあとには憂えることが来ると書きましたが、これは、人生の出来事には波があるということを言っているのです。
つまり、波のようにわれわれに向かって来るのですが、この波の平均値を高めること、すなわち、喜ばしいことをさらに大きく、そして、憂いはできるだけ小さくすることはできると思います。
もちろん、そのためには不断の努力が必要です。
毎日毎日、大きな目標を目指して努力していると、その波の平均値は高くなります。
しかし、毎日をだらだらと流れに任せて生きたり、楽しいことだけを追求していると、この波の平均値は低くなります。
だから、やって来る一喜一憂に対して、喜びは素直に楽しみ、憂いはそれをいずれは喜びに変えるんだと思って努力を続けることが、長い目で見ると満足感に満ちた結果をもたらしてくれるように思います。
すなわち、「一喜一憂というものは、繰り返して自分にやってくる。それが人生を価値あるものにしてくれる」というように割り切って、人生の日々を楽しみながら努力することが大切なことではないでしょうか。



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