忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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2章 やろう!「今日からはじめる自己改造」  


9.行動力の原点「体力」を強化する
    /長期計画の実行に体力は必須
   /体力は優秀なリーダーの十分条件
   /運動と節制を継続する

自己改造10年計画を、長期間にわたって実行していく原点は、やはり「体力」です。
体力がないと「途中で息切れして計画を中断したり」、また、「行動にも力が入らずに、思ったような結果が出ない」ことにもなりかねません。
体力のある人とない人を比較した場合に、どちらが目標を達成する可能性が高いか、特に長期間の計画においては明白です。
そう考えると、体力は非常に大きな武器です。
しかし、体力をつけてから自己改造計画にとりかかるというのではなくて、体力を強化しながら自己改造計画も実行すればよいのです。

さてここで、体力を強化するといっても一朝一夕にできるものではありません。
自己改造10年計画と同じように、毎日の小さな体力強化の「行動」を積み重ねることが、強い体力につながっていくのです。
また、反対に、「睡眠不足」、「運動不足」、「暴飲・暴食」などの、毎日の小さな不健康な生活の積み重ねが、体力低下や大きな病気につながっていきます。
しかしながら、ほとんどの人、特に若い人は、「自分は健康である。体力はそこそこ持っている」と考えています。
なぜなら、普通のサラリーマンの場合、疲れたら眠ればよいのです。(会議中でも眠ることができます?)
また、風邪を引いたり病気をして寝込んでしまうようなことがあれば、その時は会社を休めばよいのです。
それどころか、年に1回や2回風邪を引いたり熱を出して有給休暇を使うことは、普通であると考えています。
また、そのために有給休暇があると思っています。
だから、通常のサラリーマン生活においては、体力のなさを痛感することは年に何回もありません。

しかし、10年後に優秀なリーダーになった時を考えてみましょう。
優秀なリーダーになると仕事がたくさん入り、責任も大きくなってきます。
また、自分で独立して、ビジネスを展開しているかもしれません。
そのような状態で、体力がないと考えてみるとどうでしょう。
多くの仕事が小さな時間を活用して組み込まれているような状態で、身体が疲れているからといって仕事に集中できなければ、仕事はどんどんと遅れていきます。
また、自分だけの仕事ではなく、他人と共同して行う仕事に変わっています。
つまり、自分が仕事を休めば、他の人に迷惑をかけるようになるのです。
独立して事業をしているのなら、休めば収入はなくなります。
そして、年をとると体力が低下することから、意識的に体力強化をしないかぎり、優秀なリーダーになった10年後には今よりも体力は必ず低下しています。
だから、優秀なリーダーになろうと決心した今から、体力も並行して強化しておくことは非常に大切であると思います。

その体力強化は、簡単にできる「運動」や「節制」を続ければよいのです。
運動のひとつは歩くことです。
1番手軽なのは、通勤の途中に往復で1時間程度の歩く区間を設ければよいのです。
1時間が長ければ30分でもよいでしょう。
ふたつめは、週に2〜3回軽くジョギングをすることです。
自分の家の周囲を20分ほど走ることによって、適当な汗をかき、全身に血液を心地よくめぐらせることができます。
家では、仕事の合間に腕立て伏せをすれば万全です。
これは、気分転換にもなります。
はじめた時は、運動のために体が疲れてしまい、なかなか本来の自己改造計画が進みにくいかもしれませんが、我慢をして続けてください。
そのうちに自己改造計画の実行と体力強化の実行を、非常に効率よく並行して行うことができるようになります。
このときから、体力強化のトレーニングは日常の習慣になり、心身ともにステップがひとつあがったと考えてもよいでしょう。


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