忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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2章 やろう!「今日からはじめる自己改造」  


8.「普通の頭の人」が大きな目標を達成しやすい
    /頭の賢い人は先のことを考えすぎる
   /プライドがじゃまをする
   /自己防衛より自己開発に徹する

この世の中に、頭の賢い人はたくさんいます。
しかし、頭の賢い人だけが大きな目標を達成できているとは限りません。
意外と、普通の頭の人がコツコツと努力を重ねて、大きな目標を達成していることが多いようにも思います。
これにはいくつかの原因があると思いますが、まず一つの原因は、頭の賢い人は先のことを考えすぎることです。
小さな行動を何年も積み重ねて本当に大きな成果に結びつくのかという疑問、また、理性的に考えたときの疑問にすぐにぶつかるからです。
すなわち、「何年も経ってから成果に結びつかないことがわかったら、それまでの努力が水の泡になるのではないか」ということを考えすぎるあまり、行動を長期間継続することができないのです。
このように、先のことを考えすぎることは、頭の賢い人の欠点かもしれません。

そして、もうひとつの原因は、頭の賢い人はプライドが高いために、自己防衛を強くしてしまう傾向にあります。
この自己防衛というのは、今やっている行動が失敗したらどうするか、つまり、目標が達成できなければどうするのかといった、物事がうまくいかなかったときの弁解を考えることで、頭の賢い人はこれに多くの時間をとられがちです。
 たとえば、優秀なリーダーになるために、何らかの資格を取ると決めたとしましょう。
 その資格を取るために、他人に対して「○○の資格を必ず取る」と断言して勉強をするわけですが、このときに、勉強をしながら、「もし、その試験に落ちたらどうしよう。どのように弁解しよう」ということを考えてしまうということです。
 他人に自分が資格を取ることを公言することは、自分に対して毎日努力をしなければならないというプレッシャーを与えるのが目的です。
そのプレッシャーを感じながら、毎日コツコツと勉強を積み重ねていけば必ず資格は取れるのです。
たとえ、1回目で取れないとしても、次のチャンスにはきっと取ることができます。
しかし、人に公言したことが逆効果になって落ちた時の弁解だけを考える、つまり、自己防衛をするとダメなのです。
このような自己防衛ばかりをすると、そのことに非常に時間をとられる上にマイナス思考になり、潜在意識が働かなくなります。
自己防衛は十分にできたとしても、結果的に目標を達成することができなければ何の意味もありません。

このように、頭の賢い人は先のことを考えすぎること、そして、プライドが高いために自己防衛に走りがちなことが欠点です。
頭の賢い人ほど日々の小さな行動に目を向け、また、自分の目標を達成することだけに頭を使う癖をつけることが必要だと考えています。
そうすれば、頭の賢い分だけ、他人よりスピードを上げて確実に目標を達成することができるはずです。
同じように頭や時間を使っても、使い方や使う対象を間違うと大きなロスになります。
日常の仕事では、自己防衛をすることが必要なときがあるかもしれません。
しかし、優秀なリーダーになるための自己改造10年計画を実行する上では、自己防衛よりも自己開発の方に重点に置いた、頭や時間の使い方をするようにしましょう。



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