忙しさは能力に反比例
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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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2章 やろう!「今日からはじめる自己改造」  


7.「忙しさは能力に反比例」する
    /小さな時間を活用する
   /忙しいと自己暗示をかけると潜在能力が働かない
   / 忙しさ=仕事量÷能力

大きな目標を掲げて行動をはじめようとすると、時間に対する考え方がポイントになってきます。
なぜなら、何をするにしても、まず時間が必要です。
そして、行動ができない場合、その理由として1番多くあがるのが、「時間がない」ということだからです。
たとえば、「自分には非常にやることが多い。しかし、その割には時間が少ない。だからできなかった」ということを
よく聞きます。
これなどは、できない本当の理由(やる気がおきない、また、能力の不足など)を「時間がない」ことにもっていき、
それで自己満足していると思います。
これでは何もできません。
だから、結局のところは、時間を上手に生み出して小さな行動を積み重ねることができる人だけが、大きな目標を達成することができるのです。
けっして、大きな目標を達成した人だけが、1日に30時間も40時間も持っていたわけではありません。
きっと、小さな小さな「秒単位」や「分単位」の時間をうまく活用することによって小さな行動を積み重ね、その結果
として大きな目標を達成することができたと思います。

また、時間の使い方が下手な人は、同じ仕事量であっても非常に忙しさを感じることになり、反対に、時間の使い方が上手な人は余裕を感じることができます。
この差も目標達成には大きく影響します。
なぜなら、忙しいと思いながら仕事をすると、その他の仕事が気になり、ミスをしたり内容が乏しくなりがちだからです。
しかしながら、忙しさを感じることなく心に余裕をもって仕事をすると、仕事の間違いは少なく、また、内容も深めることができるからです。

ところで、人に、「あなたは忙しいですか? それとも暇ですか?」と聞くと、ほとんどの人は「忙しい」と答えます。
そのときに、本当に忙しく感じてそう答えるよりも、それほど忙しくはないのに、忙しさに対して一種の「魅力」を感じて、そう答える人が多いようです。
忙しさに対して魅力を感じるとは不思議なことを言うようですが、多くの人は自分が忙しいと感じたり、また、忙しいと人に思われることによって、一種の幸せを感じているように思います。
つまり、自分が人から暇に見られることを嫌がり、忙しく見られることを喜ぶ傾向があるのです。
だから、先ほどの質問で、「自分は暇ですよ」と答える人はほとんどいないのです。
しかし、「自分は暇ですよ」と答えるような人がいれば、その人は非常に大きな能力と成功の可能性を持っていると思います。
なぜなら、その返事の裏に、「自分には、時間を作り出して何でもできる能力がある」というような自信が見えるからです。
また、「暇ですよ」と答えることが有利な理由があります。
その言葉を使うことによって周囲から多くの情報を受け入れる、また、自分のやる気を盛り上げる方向に潜在意識が働くからです。
そして、「自分は暇である」と常に考えていれば、いつどんなチャンスが巡ってきても、それを逃さない心の余裕を持つことができると思っています。

もちろん仕事量が多くなれば理くつの上では忙しくなりますが、仕事量が多くなるにしたがって自分の能力を高めていくことができれば、その仕事は十分にこなすことができるのです。
すなわち、「忙しさ=仕事量÷能力」で、忙しいということは能力が小さいことを表し、暇であることは能力が大きいことを表していると考えています。
なぜなら、私自身の行動や考え方を振り返ってみても、最高効率で仕事ができたということはほとんどありません。
そして、あの時こういう方法でしておけば(能力があれば)、もっと短時間で仕事を済ますことができたのに、というような反省点が数多くあるからです。
やるべきことが多いほど、「自分は暇である」という暗示を自分にかけて行動を増幅させ、チャンスをものにできるように日ごろから心がけておくことが大切と思います。



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