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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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2章 やろう!「今日からはじめる自己改造」  


2.自分の「夢」を持つ
    /夢が10年計画実行の動機付けになる
   /10年間夢を追い続けることの大切さを考える
   /寝る前に夢を見る


自己改造10年計画を立てるときに大切なことは、10年後に実現する「自分の夢」を持つことです。
計画を立てたり実行するときには、いろいろな障害(できない状況やいくらかの失敗)が出てきますが、このときに、
夢はそれらを乗り越える大きなエネルギーになります。
すなわち、この自分の夢を持つことが、10年計画を完遂させるときの大きな動機付けになるのです。
ところで、夢とは、自分は優秀なリーダーになんのためになるのか、その目的です。
本来は、夢を持ってから10年計画を立るのがよいのですが、逆に10年計画を立て、それを実行して10年後、優秀なリーダーになっっている自分の姿をイメージして、どのような夢が実現できそうなのかを考えて夢を作ってもよいと思います。
この夢は人それぞれで異なりますが、自分の「したいこと」や「なりたい姿」など、大きな喜びを感じられることなら
何でもよいでしょう。
たとえば、会社で働いているサラリーマンやサラリーウーマンの夢は、自分の好きな仕事をすることや部長や取締役、
さらには、社長になることなどでしょう。
また、独立して自分の会社を持つ、何人かの人と共同して好きなビジネスをはじめる、外国で商売をする…などもあるしょう。
私は今から15年前に、経営コンサルタントになって独立することを、小さな夢ですが、自分の夢にしました。
それが実現した今は、別のことを夢にしています。
まあ10年後のことですから、10年間打ち込めばたいていのことは実現できると思って、気軽に夢を想像することです。

しかしながら、一方では、自分の夢を持てずにいる人が非常に多いと思います。
特に若い人の中にも、「自分の夢を持ったとしてもそんなもの実現ができるわけがない、まして、10年先のことなんか世の中がどのように変わるか分からない」というように考えて、夢を持てないでいる人が多いように感じます。
夢というのは「したいこと」や「なりたい姿」であって、それが「実現できるかできないか」、というレベルで考える
必要はないと思います。
夢が実現できるかできないかは、今決まるのではありません。
それは、10年間の努力の結果なのです。
だから、できるかできないかを、夢を作るときに同時に考えるのは無意味なことです。
夢を作ってから、10年間の長い期間の中でじっくりと考えて、そして、必要に応じて軌道修正していけばよいのです。
夢が持てないことは、1回限りの人生を生きる上で非常に損なことと思います。
はじめから諦めてしまっては、何事も絶対に実現しません。
「その夢は必ず実現する」と思い続ける10年間が、夢を実現するためには必ず必要なことなのです。
なぜなら、10年間思い続けていると、それに関する情報を無意識に取り込んだり、また、数少ないチャンスを逃すことなくうまくつかむことができるからです。
だから、思い続けることができたら、夢が実現する可能性はぐっと高まります。
そういった意味では、自己改造10年計画というのは、「夢を実現させる具体的な手段である」とともに、「夢を10年間忘れないための、追い続けるための手段である」とも言うことができます。

私は寝る前に、必ず3分間、自分の夢を見(考え)ます。
そして、その夢は1年、2年…と経つに従い、徐々に具体的な姿に変身してきます。
これは、非常に楽しいものです。
まるで、子供のようかもしれませんが、自分のなりたい楽しい姿を頭に描く、この時が本当に幸せでこれでぐっすり眠ることができます。
そして、次の朝目が覚めて、今日1日やるべきことに全力を注ぐことができるのです。
夢を持ちにくい世の中になっているかもしれませんが、考えてみれば夢を持つことは誰にでもできることです。
誰もが夢を持つことを許されているのです。
自分の夢と自己改造10年計画、この2つがそろったときに、「優秀なリーダーへの道」と「夢を実現する道」が開けたといえるでしょう。



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