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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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2章 やろう!「今日からはじめる自己改造」  


1.「自己改造10年計画」をたてる
    /じっくりコツコツと取り組む
   /15項目で自分の総点検をする
   /優先順位をつけてスケジュール化する


第1章で書いた「優秀なリーダーの考え方」、これらをどのようにして自分なりに学んで理解し、そして、体得していくかの1番大切なポイントは、「上手な計画化」です。
何でもそうですか、一気に身につく、また、体得できるというものではありません。
時間をかけて、じっくりとコツコツと一歩ずつ、優秀なリーダーへの道を登っていくものと考えることです。
その期間としては、10年間くらいが適当でしょう。
10年間というのは長すぎる印象を受けられるかもしれませんが、自分の性格的な部分を含んで改造していくわけですから、あまり短期的に考えないで、10年先を見てじっくりと取り組むことが必要だと思います。
また、過ぎ去ってみると、10年というのは本当に早いものです。
だから、これから先の10年について、自分が進んで行く道を明確にするのです。
それが「自己改造10年計画」です。

では、具体的にどのようにして10年計画を立てたらよいのでしょうか。
まず、第1章で取り上げた優秀なリーダーの考え方の15項目について、自分をよく見つめることです。
そうすると、この15項目は、自分に全く欠けているもの、かなり備わっているもの、また、平均点と思われるものに分けることができます。
そして15の項目について、これからマスターする必要性に基づいて、優先順位(Aランク/Bランク/Cランク)をつけます。
たとえば、1番目の「プロ意識」について、「自分はプロ意識を持っている」と考えるならば、それは、優先順位が低い(後で取り組めばよい)、Cランクの課題です。
しかしながら、自分はプロ意識に欠けていると考えるならば、すぐに取り組むべき、Aランクの課題になります。
また、2番目の、「過去へのこだわり」について、「自分はいつも過去のことをよく覚えていて過去をもとに現状を考えやすい、そして、人に対して、なぜ過去と現状が違うのかということをよく聞くことがある」のであれば、過去にこだわる性格が強いので、これは、すぐに取り組むべきAランクの課題です。
このようにして、15項目について、自分の実態に合わせてどれから取り組んでいくべきかという優先順序をつけることができます。

次は、その15項目を、優先順位にしたがって10年間の計画表の前から位置付けていきます。
10年間に15項目ですから、1年間に1〜2項目、すなわち、約8カ月でひとつの項目に取り組んでマスターしていくことになります。
もちろん、8カ月でマスターすることができない項目があることも考えて、1年間に2項目程度は課題として取り上げることです。
こうして、15の課題を10年間という期間の中に書きこむことができました。

最後に、その15項目を、もう少し具体的で小さな実行レベルの内容に展開します。
たとえば、「プロ意識を持つ」という課題であれば、まず、プロというものがどのような考え方をして行動をするのかを知ることが第一です。
そのために、トッププロが書いたいくつかの本を読むことを実施項目@にします。
そして、その内容を自分の仕事に置き換えてみて、プロ意識を持った仕事とは具体的にどういうことなのか考えることを実施項目Aにします。
このようにして、プロ意識を持つための具体的な方策(B・C…)に展開して、計画書に書きこんでいけばよいのです。

なにしろ10年間の壮大な計画ですから、2〜3カ月間費やしてでも十分に考え尽くして、納得のいく計画を作ることが大切と考えています。



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