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書籍:勝ち残るリーダーシップ
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1章 学ぼう!「優秀なリーダーの考え方」  


15.人を引き付ける大きな「魅力」がある
    /人間的魅力が動機付けの基本である
   /魅力は信念に基づく考え方や価値観の中にある
   /存在感の証明が魅力である


今までに多くの経営者の方々を見てきましたが、「魅力的だなあ」とか、「この人の会社で働きたい」と感じる経営者の会社は活気があります。
魅力的というのは抽象的ですが、たとえば、「男性的である」、「女性的である」、「強さを持っている」、「情熱的である」、「信念を持っている」、「豪快である」、「たよりがいがある」、「大きな夢を感じる」 …など、多くの表現ができます。
もちろん、これらすべての表現に値するような人はいませんが、このような表現をひとつでも強く感じられる人は魅力的です。
この魅力的であるということが、優秀なリーダーの十分条件です。

なぜなら、リーダーとして部下に目標を与えたり指示をする場合に、その内容が正しいかどうか、また、理屈に合っているかどうかよりも、リーダ―の人間的魅力の大きさによって部下の行動の強さが変わるからです。
これは問題なことかもしれませんが、多少間違ったことであっても、大きな魅力のある人の指示には積極的に従うものです。
そして、経営的な判断の領域では、だれもが正しいと考える判断はできませんから、人を引き付ける魅力がなければ、どんなに自分としては正しいと思うことを話したとしても、聞き入れてもらえないことになります。
また、たとえ聞き入れられたとしても、大きな行動力を発揮させるインパクトを与えるまでには至りません。
だから、正しいと思われる指示が、よい結果を生むとは限らないのです。
人と人のかかわりで仕事が進む職場の中では、このような人間的な魅力の有無によって、その人の与える影響力の大きさは変わってきます。

この魅力ですが、意識的に人をひきつけようとしても、ここでいう魅力はつかないかもしれません。
また、人に好かれようというような考え方から出てくるものでもありません。
魅力というのは、その人の「考え方」や「価値観」が言動を通してにじみ出る、本質的なものであると思っています。
だから、「人」や「人生」や「経営」について、自分の考え方や価値観を深め、そして、それに基づいて話したり、行動する時に少しずつ身につけていくことが必要です。

反対に、魅力がないということはどういうことか。
それは、リーダーが来てもその場の雰囲気が変わらない、また、いるかいないかわからない、つまり、存在感がないことだと思います。
過去の高度成長時代や平穏な時代には、存在感がないこと(平凡であること)はリーダーの条件であったかもしれませんが、今のような経済の激動期においては、強烈な魅力を持っていることが大きな条件です。

人を引き付ける魅力があることを、第1章 学ぼう「優秀なリーダーの考え方!」のまとめに書きましたが、「魅力的」という言葉を心に植え付けて、これからの自己改造計画に活かしていきましょう。



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